和尚のブログ

2019-5-24

親孝行

したいときは親はおらず。
という言葉が頭を駆け抜けました。

父親から荷物が届いたので、礼の電話をしました。斉会(法事)の引きものを送ってもったのです。引きものと共にインストールコーヒーやら海苔やらお菓子が入っていました。

私の好みが溢れています。

3年前までは、母親が送ってくれたのですが、今は、その母親は施設に入っています。
3年前の今頃、大阪行きので電車の中で倒れて命は取り止めたものの、右半分が麻痺になり、認知症もすすんで、施設にいます。

母親と何時も顔を合わすと喧嘩していたのが、今は私の顔を見ると兄の名前を言って「連れて帰って」と言うばかり。

何か物足りなさを感じながら、先日、母の日のプレゼントを持って行きました。
帰りは空虚感を抱えて帰って来ました。

もう、母親から「昭英何やってんねん、しっかりしいや、お母ちゃんは昔苦労してあんた生んだんやでー………!」と愚痴られることもないです。
もっと喧嘩しとけば良かったーなんて考えながら、帰って来ました。

父親も出歩くこともめっきり減りました。

4年前のこの写真が四人で撮れた最後の物になりました。

もっと親孝行しておけば良かったと後悔です。

貴方にまだご両親が元気でおられたら、後悔のないようにしてね!

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