和尚のブログ

2014-7-5

素晴らしいご縁でパワーアップ。

十年前に忘れてしまった、情熱を呼び起こす人と会ったことです。

彼は、いなべの街をどうしたら観光客が来てくれるだろうか?そして、訪れる人が増えたら、この街に住む人が増えるに違いないと。
そして、子どもを育てるに見直的な教育を受けられるようになるにはどうしたらいいかを?
熱く語る人と会いました。

彼と出会ったのは、宇賀渓の管理人さん(今はやめてますが)にさそわれて、彼が経営するお店に行ったときに、お話をしたことが、と思ったら、もう少し前、FBでお友達になったときに彼の書き込みに興味を持ったときからかな。

彼には黙っているのですが、実は、そのお店が開店した当初、「阿下喜で中華やっても、はやらへんで。大将のように安いわけでもないし、有名なコックさんでもないし。」などと、あまり認めていませんでした。
よそ者の私が、よそ者の彼を認めようとしていなかったのです。
ーーたぶんこの上混みを見て、彼は怒るでしょうね。
ーーごめんなさい。深くわびます。

でも、熱く語る彼と出会ってから、意識が変わりました。
寺に手伝いに来てくれた人と昼ごはんをたべにいくときは、彼の店に行くようになりました。
そして、先日もかみさんと久しぶりに中華が食べたくなり、彼の店に行きました。
その時に、わざわざ厨房から飛び出して、「なやんでいるのです。」と話しに来てくれたので、今日、あうことにしました。

初めは、悩み事相談かと思っていたのですが、彼の話を聞いていると、私が昔、この寺に来て、どうしたらこの地域の人が自分たちの持ち物に誇りを持ってくれるだろうと悩んで苦しんでいたときの自分と同じだと気づきました。

本当に久しぶりに彼と熱く語ることが出来ました。
そして、あきらめかけていた夢をもう一度、やってみようと思いました。

愛するこの地に、その思いを人に伝えていくこと。
この地に住む人がこの地で生活していることに誇りを持つこと。
訪れる人に心からおもてなしを出来るようなになること。

そして、この地に移り住もうと思う人を受け入れていける環境を造ること。

彼の名は高瀬雅博さんです。
お店は、JANNです。

もう一度、がんばります。というか、この地で、命をかけてこの環境を守り、訪れる人を心からおもてなしをして、仏さんの教えを伝えてきます。

卑屈になっている暇はありません。
ほかの坊さんのことで、あ~だこうだと言うのはやめます。
生活は苦しくても、法輪を回していきます。
この藤原で。
迷うことはやめます。

人との出会いっていいですね。
そして、「念ずれば花開く」
観音様を信じてこれからも生きていきます。

素晴らしい日がこれから始まります。
ごきたいください。

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