学生時代の恩師に会ってきました。
土壌分析の研究室にいて、今では考えられないような、方法で実験をしていました。どんな方法か⁉️
窒素、リン、カリという土壌にとって大切な成分の量を出すのに今では機械に入れたらすぐに出るのですが、当時は、蒸留方といって硫酸を使って時間をかけてしていました。
当時は、真面目に実験をしていたお陰か、
何百人も学生を相手にされていたのに、私のことは良く覚えてもらっています。
真面目な一面もありましたが、色々と事件も起こしました。
その1「防火水槽水泳事件」
夏休みに入り、出来たばかりの防火水槽に実験を終えて、一杯ビールを飲んで、暑さから、酒の勢いもあって、仲間と泳ぎました。
一回でやめておけばよかったのですが、何度かしているうちに、回り回って、先生にばれてしまいました。
その2「畑に田んぼを作る」
恩師が実家の家を先日片付けていたら、私の卒業論文が出てきたそうです。
畑に溝を掘りビニールシートを張り水を張りそこに稲を植えたポットを沈めて実験をしました。
後にも先にもこんな実験をした人はいないそうです。
窒素肥料がどのように稲に反映されて行くか、窒素成分を稲の成長過程ごとに分析して行く実験をしたのです。
担当の先生からは、結果を疑問視されながら、最後までしました。
我ながら良くなったと思っていたのですが。
35年の時間が経って、誉められました😭
いろんな事をしでかした、学生時代です。