毎年この時期に、津田学園小学校に坐禅教室を開かせて頂いております。
8年にはなるでしょうか。当時、小学校の先生だった方が、一Q会に来られていて、是非、小学生に坐禅を経験させたいという思いが校長先生に通じて、坐禅教室が始まりました。
今回は、副校長岡田浩一先生のメッセージをご紹介して、その様子をお伝えします。
津田学園小学校では全学年が座禅を体験しています。
日本人の道徳的な価値観は、仏教や神道と大きく関わっており切っても切り離せないものです。本校は宗教とは無縁の学校ですが、教育の中で道徳心の育成をとても大切にしています。その教育活動の一つとして、中井住職にお願いして年に1回、全児童に座禅を体験させています。
座禅体験を通して、子どもたちは「心を落ち着かせる時間」を持つことができます。今、生活の中でそういった時間は皆無に等しいと言えます。ただ座り、雑念を取り払う時間は子どもにとってはとても新鮮な体験なのです。
毎年1回のこの座禅体験をみんな楽しみに待っています。警策を受けることも、進んでやっていますので楽しみの一つのようです。