和尚のブログ

2014-6-30

先週の人形供養での出来事で

午後の2時に電話があり、人形供養のご依頼。
「今、松坂です。これから伺ってもいいですか?」との事。今日は東名阪が集中工事をしているので、鈴鹿インターを降りて向かってくださいと、案内して電話を切りました。やはり、渋滞にはまったようで、到着が6時を過ぎて。
大きなミニーマウスのお人形を祭壇にお祭りして、申込書に記入してもらい、お勤めを始めました。
ふと、住所を見ると埼玉県。伊勢から来ると岩れていたので。テッキリ伊勢の方かと思っていたので、驚いてしまいました。
お参りが終わって、お話を終えてから、詳細をお尋ねすると、
埼玉県から伊勢にお参りしに来られたとか。お人入り込んでいるので、伊勢神宮にお参りすると無くなるかもとおもわれたようですが、残念ながら形に色んな念が消えなかったようです。
そこで、ネットで聖宝寺が出ていたので、帰りによって行こうと言うことになったそうです。

般若心経を読み出すと、一緒にお唱えしてくれました。まだ、30代にもならないカップルなのですが。(是って、私の偏見なのでしょうね。若い人は、お経にふれることもないだろうという。)

お勤めを終えて、いつものように、物にも命があること、そしてその命ある物を大切にすることが、自分自身を大切する心につながる話をしました。

一通りお話をすますと、その供養する人形にまつわるお話のさわりを聞かせていただきました。お人形さん一つ一つには、それぞれ色んな話があるのですね。辛い話だったり、楽しい事や悲しいことや、どきどきすることだったり。

こうして、お人形さんの供養を初めて、一年以上になりましたが、一体一体、色んな人の思いがつまっているのだと、感じさせていただきました。

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