先日、スーパー銭湯にいったときの事です。
昨年から左腕に力が入らなくなり、4月からは右腕も上がらなくなって来ました。そうなると何が不自由かと言うと、着替える時です。
風呂から上がり何とか体を拭いて、シャツを必死で着ようとしていた時です。
私の前を右腕のない人が通って行きました。私は椅子に座っていたので、彼を見上げる格好です。
彼は自然に左手だけで服を着始めました。何時から右腕を無くされたのかは分かりませんが、苦痛な表情もせずに、淡々とシャツを着てズボンを履いて、上着を着て、立ち去って行きました。
そんな姿を見ながら、苦痛にうち伏せながら、シャツを着ている私の姿といったら、んー、情けない。
確かにまだ、動かなくなって、初心者マークですが、気持ちがどうも、彼とは違う事をガーンとショックがあるくらい感じました。
慣れてくれば、不自由という言葉は消えるのですね。
とはいえ、私の場合、末梢神経の炎症だそうです。暫く治療に専念しますが。
不自由と思ったとき、本当に不自由になるのだと思い知らされたヒトコマでした。