和尚のブログ

2014-7-13

カラスさんの葬儀

動物葬儀の依頼の電話がありました。何時ものように、お悔やみを述べて、施主さんのお名前をきいてペットさんの種類を聞くと、「カラス」。
なんと、交通事故で怪我をしたカラスをたまたま助けて、動物病気に連れて行ったのですが、看病の甲斐なく他界してしまったとか。
名前も付けられて、我が子のように看病されたそうです。
思い出は丸一日、折れた羽をさすってやると「カアカア」と鳴くくらいで、動けなかったとか。
そんな話をされながら、目には涙でいっぱい。
たまたまであった、カラスさんにここまで思い入れをされて、感謝と言う言葉しか頭に浮かびませんでした。
ご縁を大事にされ、供養して仏さんのところにつれてあげてください。と頼まれました。
葬儀をして、因果応報の話をして、供養して頂いたことをカラスさんに代わってお礼を言うとお礼を言い換えされてしまいました。

カラスさんを通して、法のやりとりができました。

動物供養を始めて一年、感謝と感動の日々です。

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