和尚のブログ

2014-3-23

この事実を知ってください

命の花          青森県立三本木農業高等学校

平成25年10月3日NHKの全国版(おはよう日本)で紹介された「命の花プロジェクト」は、生徒たちの複雑な思いがを伝えたものです。放送後大きな反響がありましたので、その内容をご紹介します。 このプロジェクトは、青森県を犬の殺処分ゼロ社会にするために、本校動物科学科愛玩動物研究室2・3年の生徒の発案によって生まれた研究活動です。 青森県では、年間3400頭の犬や猫の殺処分が行われている。そこで、現状を知るために昨年青森県動物愛護センターを見学した。殺処分場には処分された骨の袋が無残に積まれている現状を目の当たりにしたのである。その骨は事業廃棄物として処分され、土に還ることさえできない現実に直面したのである。そこで、考え付いたのが「命の花プロジェクト」で、殺処分された犬の骨を砕き、土に混ぜ、花を育てる活動である。無念に死んでいった犬達に花としてもう一度命を与え、立派な花を咲かせてあげたいと考えたのである。この花が枯れた後は、犬達が念願だった土に還すことができるのである。そして、このような活動を通じて、青森県に殺処分の現状を地域に訴えたいと考えている。これまで、ケイトウやマリーゴールドなどの命の花を育て、約1200鉢が新しい家に引き取られ元気に暮らしている。この花をもらった方からは、「愛犬と同様に大切に育てたい。」といった声も頂いている。また、県内の他の高校との命の花の共同プロジェクトもスタートするなど、この活動を通じて、この活動に理解を示し、支援して下さる方々の輪が、青森県だけではなく、日本全国に広がりつつある。この活動を通じて、命の尊さを多くの方々に伝えてくため、活動を継続していきます。

全国で、年間20万匹の動物が殺処分されています。「命の花プロジェクト」を報道で知ったとき、涙が止まりませんでした。

是非、あなたも考えてください。あなたに何が出来るかを。

命の大切さをいくら、高らかにうった教育をしていても、ただのきれい事です。

動物愛護センターは、何も動物たちを愛護する施設ではなりません。施設の職員の皆さんもそう言っておられます。「私たちの仕事を亡くしてほしい。」と。

次の動画が、今、行われている動物の殺処分の様子です。安易に飼って、いらなくなったと捨てられた、動物の最後の様子です。

もっと、もっと飼うときには、飼い主が責任を持たないといけません。命をもてあそぶのはやめてほしいです。

この動画には、残酷なシーンも含まれていますので、現実を直視する覚悟を決めた方だけ閲覧するようお願いいたします。

 

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