和尚のブログ

2014-3-8

「蓑はなし、其の儘ぬれて行幾に、旅の衣に、雨を社きれ。」

 宗峰妙超(しゅうほう みょうちょう)は、弘安5年(1282年)に 播磨(兵庫県)で生を受けた、鎌倉時代末期の臨済宗の僧侶です。一般には大燈国師の名で知られています。播磨国浦上荘の豪族・浦上氏の一族の子として生まれました。朝廷から興禅大灯、高照正灯の国師号が与えられ素晴らしい禅僧です。京都の大徳寺をひらかれました。延元2年/建武4年12月22日に亡くなられています。 
 旅の途中で雨にあったけれども蓑はありません。そのまま濡れていくと、まるで雨を来て歩いているようだと言う意味です。この句は、「雨中旅行」と題されて、次に「雲雨衣」の一句が並んでいます。「雲を負ひ雨を衣に、着る人は、晴るばる空に裸にぞなる。」と続きます。
 地元の人から、いい人だとかに評判が良いよとよくいわれていました。それにこだわり、いい人にを良い和尚になるように努めていたときがありました。そして、嫌われないようにしようと努めていました。でも、そうすることで自分を偽ることが増えてきて、大変疲れました。そこで、評判という蓑を脱ぎ捨てました。すると、とても楽になりました。自然に生きると言うことが、こんなにも楽なことかと感じています。あなたも今、蓑を着ているのであれば、是非脱ぎましょう。どうせ、人は何とでも言います。評判なんて気にしていても、仕方ありません。雨が降ったら、濡れれば良いんです。濡れたら、拭けばすみます。
 自然な自分を出すことをお勧めします。だって、偽っていてもいつかはばれますし。
「蓑はなし、其の儘ぬれて行幾に、旅の衣に、雨を社きれ。」勇気を出してください。

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